新しい命を授かりました【備忘録①アメリカでの妊娠】

この度妊娠しましたー!

ので、アメリカでの妊娠生活について自分の備忘録として記録をしていこうと思います。


ーーーー備忘録ーーーーー


去年の3月に結婚して、なんとなく私が仕事を始めたら妊活かなぁなんてぼんやり思っていたで、それまで飲んでいたピルを去年の秋頃になんとなーくやめてみた。

特にいつから妊活してみようとかも全く決めていなかったけど、1月から仕事を始めたので、こちらもなんとなーく試してみようかと思って妊活をしてみた3月頃。

ちょうどコロナ騒動でNYが大きく変わる少し前くらい。


その月は体がだるくて、熱っぽくて風邪でもひいたんかなー?と思っていた。

なんだか体調が優れない。。もすかして?!コロナ?!とも思いつつ、妊娠もうっすぅら頭をよぎる。

「いやーそれは無いな!」と自分に言い聞かせる。

だってそんなに簡単に妊娠できるわけがない。(ってなんの根拠もないけど、私の卵子不器用そうだから・・)

そんな事考えながら数日過ごしていると、体の熱っぽさは変わらないものの、生理前のいつものあの子宮がキュンと痛くなる感じと、胸がすごい張る感じがあった。

「ふむ。やっぱり生理くるな。」

確信して、おりものシートを準備しておいた。


「一緒のタイミングで妊娠しようね♡」とか全くプランニングしていなかったけど、

同じくアメリカ在中の親友も偶然にも3月トライしてみたんだよとメッセージが来た。

しかし残念ながら、彼女も同じく生理前の痛みがあるらしい。

ビデオチャットしながらお互いに「なかなか簡単には出来ないもんだなー」なんて話してそっからはヨガの話。彼女の方が生理予定日が早かったので、「ま、とりあえず生理来たら教えてよ」と言ってチャットを切った。


今まであれっだけ「アクシデント妊娠」イコール人生オワタと捉えていた学生時代・20代前半時代を思い返すと、今まったくその逆の事、つまりあえて「妊娠」しようとしている事自体がなんか新鮮だなぁなんて感じていた。大人になったんだなワイ。


それから数日後、彼女から「生理きた」という連絡がまだ来ていないことに気づいた。

「あれ?そろそろ生理予定日なはずなのに」と思い、テキストを送ってみた。


「そういえば生理きたー?」

「。。。。。」(書き込んでるマーク)

「それがね!来なかったの!妊娠してた・・!」

「おぉおおおおおおおおおおおおおお」

というか早く教えろよ(笑)とも思ったけど、ちゃんと胎動が確認出来てから連絡したかったらしい。

親友が妊娠した!親友カップルにとって本当に待望の赤ちゃん!!!

嬉しくて涙が出てくる。二人が妊娠検査薬をチェックしている動画が送られてきた。

やはり感動する。

人は年齢を重ねるとどうしてこんなにも涙もろくなってくるのか・・・


でもおかしい。だって彼女にも生理前と同じお腹の痛みと胸の痛みがあったはず・・・

「うん。あったの。でもね、一つ違うところはずっと体温が高かったの」

その言葉を聞いて、何かが頭の中でクリックした感じがした。

その後、慌てて体温計をクローゼットの中から探す。

ソファーに座って気持ちを落ち着かせて、体温を測ってみた。

「36.7度・・平熱35度前後のワタシとってはむちゃくちゃ高い・・」

次の日測ってもまた37度近く、その次の日もまた同じく体温高め。


そこで私は確信した。


「うん、こりゃぁもう妊娠してるな」


親友が言っていた現象とばっちりぴったり当てはまりまくりすてぃ(古い)すぎて、

もう妊娠している以外思い当たらなかった。


4月に入って旦那も私もすっかりWFH。

私はベッドルーム、彼はリビングルームでカタカタお仕事。

そんな時ベッドルームのデスクで私はひとり猛烈に生理サイクルを計算していた。

「前回が28日・・その前が25日・・その前がえーっと」

書きなぐるように数字をポストイットの上に並べていった。

サイクルの平均はやはり28日。ってことは4月の最初の週に生理が来る予定になっている。でも結果として来なかった。そう来なかった。


妊娠検査薬のウェブページでいつから検査できるか調べてみた。

もう数日前から検査可能な日程にはなっている。

「今日やろう、もう今日答えを出そう・・・」

それは何だか知りたい気持ちが強いけど知りたくもないようなそんな色んな気持ちが入ったぐちゃぐちゃした感情だった。



何も知らない旦那がいるリビングを通り過ぎて、ランチを買いに行ってくるといいCVSに向かった。初めてちゃんと立ち寄る妊娠検査薬セクション。生まれて初めて買う妊娠検査薬。

会計後の妊娠検査薬を入れた私のカバンは、何かこうキラキラしたエネルギーの塊みたいなものがまるごとカバンに入ってしまったみたいなそんな感覚があった。

新しい可能性を示してくれる、道標みたいな、言うなればバイブルみたいな(キリスト教じゃないけど)モーゼが海を切り開くみたいな、そんな凄まじい事が自分たちの人生にこれから起こるかもかも?とそれを教えてくれるこの妊娠検査薬の箱がキラキラの塊みたいに見えた。


家に帰ってバレるはずないのに、ものっすごーくコソコソしながら妊娠検査薬をトイレのシンクの収納にこっそり隠した。

どうしても旦那をびっくりさせたかったのだ。

サプライズで妊娠を教えてその反応をどうしてもビデオに収めたかった(ビデオ編集好き)。

今、この瞬間に本当は検査薬やりたい!!

でもゆっくり反応も見たい・・!

という事で仕事が終わる夕方までそわっそわしながら待って、5時半の終業と同時にトイレに入った。


インストラクションを読みながら、検査薬の入ったプラスチックの袋を開ける。

プラスチックを破る音で私が今やろうとしている重大ミッションがバレる訳ないのに、旦那はリビングにいるのに、そうっと音がでない様にゆっくり破った。


無事に作業完了。

2−3分待つ。

4月なのにバスルームは結構暑い。

ここは日がよく当たる。

トイレに座ってじっくりまつ。

あえて結果が表示される検査薬の画面は今見ない。

焦らない。

携帯をまた見る。

まだ2分立ってない。

そういえばシャワーカーテン新しいの買わなきゃな。

足もとのマットを足の指5本全部使ってぎゅっと掴んでみる。

ふわふわしている。

携帯を見る。

2分たった。

下手くそだった跳び箱5段を頑張って飛ぼうとしてるときみたいな勢いをつけて(心の)、目線を妊娠検査薬の画面に落とした。




——Pregnant——




I knew ittttt!!!!!!

頭の中で叫んだ!そして自然とほっぺたの皮膚がつっぱるくらい笑顔になっていた。


すぐにそのままリビングへ。

iPhone片手でビデオ撮影、妊娠検査薬片手にまだ仕事中の旦那にサプライズ!!!


私の親友がほんと数日前に妊娠した事を彼も一緒にビデオチャットして知っていたので、

「そんなまさか二人がほぼ全く同じタイミングで妊娠するなんてありえない」と最初は本当に信じてくれなかった(笑) 

Bullshitじゃないよ!と何度も説明してやっと心の底から喜んでくれた。

親友と私が組んでいたずらしたと思ったらしい。

(そんな事するかww)


そんなこんなで妊娠しました。

アメリカでの妊娠生活どうなることやら。

でも、やっぱりとっても、シンプルにとっても嬉しい・・・!!!



この後すぐ親友にも連絡。

嬉しすぎてお互い信じられなさすぎて悲鳴。

だってまさかの1週間違い。

「とにかくprenatal vitaminを飲んだ方がいいよ」と彼女にアドバイスを受けて、旦那と二人で慌てて夜の9時にvitaminを買いに行った初めての赤ちゃんとの買い物笑 

なんだか旦那が握ってくれた手がいつもより力強くて、いつもよりprotectiveな感じがしたそんな妊娠発覚の夜でした。

この後つわりでボコボコにされる事はこの時知る由もない。













Little mouse in the house

2015年にアメリカ出張で出会った彼とお互い一目惚れ。3年の遠距離を得て、婚約そして入籍!ブログではフィアンセビザ取得に向けての経験やグリーンカード申請などの海外生活Tipsを綴っていきます。

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